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「20th Century」の坂本昌行(54)が、3月から上演される舞台「るつぼ The Crucible」で主演を務める。
劇作家アーサー・ミラーの代表作で、1692年にマサチューセッツ州セイラムで実際に起きた魔女裁判を題材に、集団心理の恐ろしさや人間の尊厳と愚かさを描いた作品。
主人公のジョン・プロクターを演じる坂本は不朽の名作への出演に喜びを感じているといい、「人間の葛藤、信念、弱さを描いているこの作品を、演出の上村聡史さんをはじめスタッフの皆さん、共演者の皆さんとともに深く掘り下げていきたいと思います」と意気込んだ。
ジョンの妻であるエリザベスを演じるのは前田亜季(40)。前田は「アーサー・ミラーの視点はこの時代を生きていく私たちにも大事なことを伝え続けていて、想像させ、色あせる事なく今も心に訴えてきます。チーム一丸となってこの物語をお届けしたいと思います。お客様も一つの目となり一緒に完成する作品だと思っておりますので、ぜひ劇場へ足を運んでいただけたら」とコメントを寄せた。
他に「ふぉ〜ゆ〜」の松崎祐介、女優・瀧七海らが出演する。
東京公演は東京芸術劇場プレイハウスで2026年3月14日〜29日まで。その後、兵庫、愛知を巡演する。
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