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2025年11月3日 11:00

岸谷蘭丸、芸能一家に生まれ…幼少期は壮絶な闘病生活も両親に感謝 「人生最大のミス」名門・早稲田実業時代

岸谷蘭丸、芸能一家に生まれ…幼少期は壮絶な闘病生活も両親に感謝 「人生最大のミス」名門・早稲田実業時代
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実業家の岸谷蘭丸さんが幼少期の壮絶な闘病生活と、それが自身の人格形成に与えた影響を語った。

両親は「可哀想な子という育て方をしないでくれた」

3歳ごろから若年性リウマチを患い、入退院を繰り返していたという岸谷さん 。病状は重く「首とかに症状出ちゃうと起き上がれない」「ずっと身体が重くて」と当時の苦しみを振り返る 。服用していたステロイドの副作用で身長も伸びなかったという。

そんな過酷な入院生活のなかで「隣に入院してた子が死んじゃったとか」「よく話してたおじいちゃんが亡くなっちゃったとか」と、死を間近で見ていたと告白。本来なら死の概念すらない年齢で死生観に向き合わざるを得なかった経験が「メンタル的な発育がすごく早く」なり「自分で考えて自分で結論を出そうみたいなマインドになってきて」と振り返った。

一方で、親は岸谷さんを「可哀想な子だよねという育て方をしないでくれた」といい、さまざまな経験をさせてくれたという。そのおかげで、自身を悲観することなく成長できたと語った。

そして、10歳で病気が劇的に改善したという。そのきっかけは「たまたま試験で通った新薬が出た」こと。この薬を試したところ奇跡的に効果が出て、そこからは痛みもなく走り回れるようになったという。「ステロイドもやめて身長が年20センチ伸び出す」ほど急激に成長。岸谷さんは「本当に笑い話になって良かった」と当時を振り返った。

また、当時の読書体験についても明かし、「10歳までの読書は一生ものの財産」だと語った。

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名門入学も留年ギリギリ、周囲には“クビ”と噂され…

また、中学受験で入学した名門・早稲田実業での学校生活を「人生最大のミス」と振り返った。

「質実剛健」な校風が自身に合わず、「早稲田くさいんですよ」「間違えた」と当時を辛辣(しんらつ)に語る岸谷さん。男子生徒の比率が高く、女子を巡る争いが激しかったと明かす。自身もモテるためだけに男女混合の硬式テニス部に入部したが、結局サッカー部などに人気を持っていかれたという。

学業も振るわず、成績は10段階評価で評定平均5.54。留年の基準が評定平均5.5だったため「魂の0.04を取りきりました」とギリギリで中学を卒業したことを明かした。

その後、高校への推薦権を辞退しアメリカ留学を決意。しかし、中学時代はあまりに成績が悪かったため、同級生からは「あいつクビだわ」と噂されていたという。

評定4を付けられ「お前は許さん」という教師からの明確なメッセージも受け取りつつ、「首の皮一枚で」卒業。「俺は0.04で卒業していると吠え面をかきながら」自分に言い聞かせ、アメリカ留学生活が始まっていった。

(「アルコ&ピースの#文化人が1番やばい〜Produced by しくじり先生〜」10/28(火)配信回から)

★番組概要:常識の外にある、文化人の素顔が面白い…。この番組はさまざまな分野の一線を走る文化人ゲストを呼びし、その人生や本性に迫る“文化人特化型”人生深掘りポッドキャスト。
★ゲスト:岸谷蘭丸(実業家)
★MC:アルコ&ピース(お笑いコンビ)
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