元宝塚星組トップ・礼真琴、CULEN所属を発表　退団後初主演「バーレスク」日本公演へ

元宝塚歌劇団星組トップスターの礼真琴が27日、俳優・稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾らが所属する芸能事務所「CULEN（カレン）」に加入することが発表された。礼は同事務所初の女性アーティストとなる。

同事務所は、「初の女性アーティストということで弊社も初心にかえり、礼真琴の新しい魅力を引きだせるよう努めてまいりたいと思います」とコメント。

礼も、「これまで学んだ経験を胸に、新たな世界で出会いや挑戦を大切にしながら、一歩ずつ進んでいけたらと思っております」と意欲を語った。

あわせて、今夏に英国・ロンドンのウエストエンドで話題を呼んだ新作ミュージカル「バーレスク」の日本初公演で、礼が主演アリ役を務めることも発表された。

主演起用は、映画版の監督・脚本を務め、舞台版のプロデューサーでもあるスティーヴン・アンティン氏をはじめとする英国プロデューサー陣によるオーディションで決定。礼は、アリ役に求められる圧倒的な歌唱力、観客を引きつけるスター性、そしてビジュアル面で高い評価を受け、主役の座を射止めた。

本作は、礼にとって退団後初のミュージカル作品。来年5月の東京公演を皮切りに、大阪、福岡を巡演予定。

礼は2009年、宝塚歌劇団に95期生として首席で入団し、星組に配属。19年に星組トップスターに就任。24年、宝塚歌劇団は公式サイトで、2025年8月の東京宝塚劇場公演をもって退団すると発表していた。