女優の北川景子（39）、「Snow Man」の佐久間大介（33）、「SUPER BEAVER」の渋谷龍太らが28日、都内で行われた「ナイトフラワー」（11月28日公開、内田英治監督）の完成披露試写会に出席した。
内田監督自ら“真夜中シリーズ”と銘打つ本作は、借金取りに追われながら東京へ逃げてきた母親が、二人の子どもの夢をかなえるためにドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていく衝撃のヒューマン・サスペンス。
主演の北川は自身が演じた役柄について「とても一生懸命で愛にあふれるいいお母さん。私も子どもが二人いるし、すごく共感できた。ただ皆さん的にはベラしゃべりの関西弁が初めてだと思うので新鮮かも」と語った。
今作で初めて演技に挑戦した渋谷は、撮影を振り返り、「本当に俺が出ていいのかと、終わるまで思っていました」と明かし、「バンドを20年やっていて、ある程度の事は知った気になっていた。でも、いざ本当に知らない現場で、独特の緊張感と空気が流れる中、自分がお芝居していても『オレ本当にやっているか？』とふわっとしていた。そんな時に、北川さんや佐久間くんがすごく話しかけて緊張感を解きほぐしてくれて、場の空気になじませてくれた。お芝居が楽しいなと思えました」とうれしそうに振り返った。
イベントでは、映画の内容にかけ、「もう一つの顔を持つとしたら？」との質問が。北川は「ライブで熱唱」とし、「（劇中で）歌うシーンもあったんですけど、歌がとっても苦手なんです。お客様の前で歌えて、自分をうわ〜〜っと表現できたら気持ちいいんだろうなと憧れます」と話した。
一方、佐久間は憧れを込めて「内田監督」と挙げ、「監督業だけじゃなく原案や原作、演出とか、いろんなことをやっているのはリスペクトしている。何かを作れるクリエーターは本当にすごいと心から尊敬している。やってみたいなと思う」と目を輝かせていた。