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俳優の堺雅人(52)、井川遥(49)、坂元愛登(16)、一色香澄(15)が29日、都内で行われた映画「平場の月」(土井裕泰監督、11月14日公開)の完成披露試写会に登場した。
作家・朝倉かすみ氏の同名小説を映画化。中学時代の初恋の相手同士がお互い独り身となり、再会。35年の時を埋めながら、心を通わせていくラブストーリー。
坂元は堺が演じた青砥健将の中学時代を、一色は井川が演じた須藤葉子の中学時代をそれぞれ演じた。
撮影は先に中学パートから行われ、堺は「それがとても良かった。若いって本当にいいなって思った」と二人の演技に太鼓判を押した。
坂元は撮影について「プレッシャーもあったけど、現場に入って香澄ちゃんが演じる須藤を見たときに、何も考えずに、そこにいる須藤から感じることに集中するだけで自分の中の青砥ができあがっていく感覚があった」と初々しく振り返ると、一色は「私も、愛登さんが全力で青砥を演じているのを受けて、須藤を演じられたなと感じているので、私の方こそ感謝してます」と伝えた。
堺は「今のお二人のコメントで心が洗われた。僕も慢心せず、ちゃんと準備して共演者に集中して、邪心なくやらなきゃなって思った」とほほ笑んだ。
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