元ミス日本で女優の大竹一重(53)が、元千葉県知事で俳優の森田健作(75)がパーソナリティーを務めるFM NACK5「青春もぎたて朝一番!」とニッポン放送「青春の勲章はくじけない心」に出演する。
大竹は、「時代劇の灯を消すな」のスローガンの元、2017年に俳優仲間と「あ・うん◆グループ」(◆=ハートマーク)を立ち上げた。11月5日から、東京・銀座の博品館劇場で同グループの第12回公演「紅葉山緋恋(もみじやまひれん)」に主演する。番組では「一人二役の出演なので公演中の入れ替わりが忙しい」と話していた。
森田から「紅葉山緋恋」の内容を聞かれた大竹は「禁断の恋と輪廻転生を描いた物語です」と答えた上で「私は霊の力を持った姫と芸者の、一人二役を演じますが、衣装や髪形の早替えなど、これまでの舞台の中では一番慌ただしいものになりそうです」。
信州・戸隠山(とがくしやま)へ紅葉狩りに来た平維茂(たいらのこれもち)が、美しい更科姫に誘われて酒を飲んだものの、酔い潰れしまう。「実は更科姫は“鬼女”で、そんな“鬼女”と闘う物語」(大竹)と説明した。
また、森田はデビュー以来、舞台公演の経験がないだけに「舞台は楽しいですか?」と問うと、大竹は「ものによって…ですけど、今回は楽しいですよ」と苦笑いしていた。
一方、番組では大竹が「子ども食堂」支援にも力を入れていることも紹介。「私自身、母一人、子一人で育ってきたので、今の私で子どもたちのために出来ることは何でもしたい」と支援の動機を語る。しかし、昨今は米価格の高騰が話題になっているが、大竹は「知り合いの方にお願いして、新潟産のコシヒカリを『子ども食堂支援米』として贈っています」と話した。
FM NACK5「青春もぎたて朝一番!」が11月2日の午前6時半から、ニッポン放送「青春の勲章はくじけない心」は3日午後3時から「増刊号」として放送を予定している。
