歌手で女優のアイナ・ジ・エンド(30)が31日、東京・Zepp DiverCityで、全国9都市を巡る全9公演のワンマンツアー「革命道中」の最終公演を開催した。約2時間にわたり、アンコールを含む全21曲を披露した。
アイナは今年4月からエイベックスに移籍しており、今回は移籍後初のツアー。開演前には囲み取材に臨み「4月に事務所を移籍させていただいて、完全に色々変わっていっている中で、ライブ制作が一番大きく変わったところかなと思っている。今までチームで頑張ってきた集大成を見せられるように、その看板としてやろうと思っています」と意気込んだ。
ツアーの思い出を聞かれると「広島の前日に前乗りしていて、一人で夜中に散歩をしている時に、パジャマガールズバーを見つけた。“パジャマのガールズバーは見たことが無いな。すごく楽しそうだな”と思って、看板の前で結構入るか立ち往生しちゃった。入ろうとした時に、若い男の人二人が“あれアイナ・ジ・エンドじゃね?”と言ってくれて、正気に戻りました。でも、いつか行ってみたいです」と明かした。
今年を振り返り「アイナ・ジ・エンドは10周年だったので、10周年の節目として、移籍があったり、『革命道中?On The Way』という楽曲のおかげで聞いてくれる方が増えるとか、本当に色んなことがあった一年なので、駆け抜けて良かった。人を信じられるようになって、身をゆだねられるようになって良かったなと思います」と感謝した。2023年6月、所属バンド「BiSH」が解散しており、「グループにいると、6人で責任感が分散していた。でも一人になって全責任を背負って、グループの時よりも怖いことが多かった。人を信じるのも怖いし、舵を切るのも怖かったんですけど、全部をちゃんとチームで頑張ることがすごく勉強になりました」と語った。
