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元女優でシャンソン歌手としても活動する志穂美悦子(70)が1日、東京・柴又で行われた「寅さんサミット 2025」に登場。花創作家など多方面で活動する現在について語った。
「寅さんサミット」は今年で11回目を迎え、「日本の原風景を守り、後世に伝える」をテーマに、映画「男はつらいよ」がつないだ縁のもと、「地域と地域」「人と人」をつなぐイベント。
シリーズ第37作「男はつらいよ 幸福の青い鳥」にマドンナとして出演した志穂美は、オープニングセレモニーに参加したほか、トークショーにも出演した。
同作での共演をきっかけに、1987年に歌手・長渕剛(69)と結婚し、芸能界を引退。「主婦になって26年間は表(舞台)に出ることがなくて、若い時はアクション女優をやっていて、お花とか女性がやることをやってこなかった」が、フリーアナウンサーの河野景子に誘われたフラワーアレンジメントにハマり、「のめり込んでしまって、作ることが楽しくなって、だんだん大きくなって、自分がデザイナーになりたいとかじゃなくて好きだからやり始めたっていうのが始まり」と“花との出会い”を明かした。
昨年には「鬼無里まり」としてシャンソン歌手デビュー。シャンソンは20代前半から触れていたが、「人生ここまで生きてくると、山あり谷あり谷あり谷あり…、谷底もあり、いろんな経験もしてきたので、そういうのが言葉となってあふれてきます。それがシャンソンだった」と説明。新たな芸名については、「志穂美悦子って強烈すぎるんですよ、やってきたことが。なので、全くの新人として、別人格としてスタートしたかった」と話した。
また、同イベントの最後には「鬼無里まり」として、「愛の讃歌」を披露した。
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