第1子妊娠中の女優・高畑充希(33)らが2日、都内で行われた、第38回東京国際映画祭のケリング「ウーマン・イン・モーション」トークに登壇した。
文化・芸術の世界で活躍する女性に光を当てる「ウーマン・イン・モーション」は、グローバル・ラグジュアリー・グループのケリングが、オフィシャルパートナーを務めるカンヌ国際映画祭で2015年に立ち上げた取り組み。
高畑はかなりおなかが大きくなり、鮮やかなパープルのハーフコートに、パンツという温かい服装で登場すると、「こういう自分話をする場は、なかなか経験が無いので、昨夜はなかなか寝付けなかった」とぶっちゃけ。映像業界における女性について問われると、「正直今まで、女性だから働きづらいなと現場で感じたことはそんなになかった」と明かしつつ、「これから自分が妊娠したり子育てしたりする先に色んな課題が立ちはだかる中で、自分自身で試行錯誤したり、ぶち当たったりしていかなきゃいけない問題が、特に仕事場において出てくるんだろうなと思う。だから、ちょうどいいきっかけのタイミングで、こういう場に呼んでいただけてとてもうれしく思います」と喜んだ。
また、自身が演じる役をどのように選ぶか問われると、「10代の時は、特に“この役がやりたい!こういう風に演じてみたい”というのがあって、オーディションでダメだった時に、自分自体を全部否定されたような気持ちになって落ち込んだりすることがあった」と振り返りつつ、「ある時から考え方が変わって、自分自身を見せたことによって役にはまるかどうかを見てもらって、それがはまらなかったら、まあ仕方ない、縁がなかったことだし、はまったら尽力するという風に、選ばれるという感覚を一回捨てた瞬間があった。その時から色んなことがうまく回りだした」と語った
