エンタメ

2025年11月2日 20:06

【エンタメ取材現場】中島健人、高畑充希、是枝裕和監督 ケリング「ウーマン・イン・モーション」トーク

【エンタメ取材現場】中島健人、高畑充希、是枝裕和監督 ケリング「ウーマン・イン・モーション」トーク
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中島健人は「このお仕事を始めて16年以上なんですけど、ある程度早く映画の業界に飛び込ませてもらった。やっぱり経年変化を感じております」とコメント。映像業界における女性を巡る問題については、「今はインティマシー・コーディネーターとか、お子様がいらっしゃる監督や俳優さんが現場に子どもを連れて来たり、ファミリーデーがあったり、誰もが働きやすい環境に進化し続けている最中。僕は男性として、女性との映画環境を作り上げていく上で、共存共栄を一番ポイントにしていたので、女性が映画の環境の中で、どのように力を出して映画作りに尽力していくかを、今の世代の観点でちゃんと語れるといいなと思っています」と語った。

イベントでは、伝説的なキャスティング・ディレクターであるマリオン・ドハティさんのキャリアを通じて、その職務の重要性と歴史的背景を紹介する映画「キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性」についてもトーク。高畑充希は同作について「すごくのめり込んで見てしまった。自分の場所を自らつかみ取って作っていくバイタリティーにとても感銘を受けました」と喜びつつ、自身についても「私は元々ミュージカル出身なんですけど、ミュージカルはお客さんに来てもらわなきゃいけない所がスタートである分、役にピッタリあった人をキャスティングすることの前に、“お客さんに来てもらえる人をキャスティングする”みたいなところに、ちょっと重点がおかれているタイミングがあるような気が、前からずっとしている。それをまた突き付けられたような感じがあったので、身が引き締まる思いがしました」と語った。

写真撮影のあとの、セッティング中の高畑をパシャリ。実は、お尻の方まで届く長いリボンを結んでいた。

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