鈴木おさむ氏、代表ファンド主催の“文化祭”開催「自分なりのゲームチェンジを」

元放送作家の鈴木おさむ氏（53）が3日、東京・渋谷ストリームホールで行われた「スタートアップファクトリープレゼンツ渋谷スタートアップ文化祭」のメディア向け説明会に出席した。

鈴木氏が代表を務めるファンド「スタートアップファクトリー」が主催するイベントで、今年が初開催（同日のみ）。大人が本気で楽しむ“入場無料の手作りテーマパーク”をコンセプトに、同ファンドの投資先企業など40社以上が出展した。

鈴木氏は、「スタートアップとか投資の世界はまだ閉じられたものだと感じる。スタートアップと世の中の人の接着面を広げたい」と開催経緯を説明。「放送作家をやっていて、何をするにしても大事なのは“文化祭精神”だと思っていた。お金とか利益の前に、まず参加する自分たちが楽しむこと、ワクワクすることで世の中に伝わるんじゃないかな」と期待し、「一年に一回、手作りでワクワクできるイベントとして、5年10年と続けていけたら」と話した。

昨年3月末に放送作家を引退し、同年に新たな一歩を踏み出した。鈴木氏は、「先日、ダウンタウンの松本（人志）さんが『DOWNTOWN+』を始めまして、テレビに対してなかなか大きなエンターテインメントのゲームチェンジをするんじゃないかと思う。僕もテレビの世界で、全力で走ってきた人間ではありますので、このスタートアップ界で自分なりのゲームチェンジをできたら」と意気込んだ。