“親の七光り”批判…それでもエゴサを続ける理由
実業家の岸谷蘭丸さんが、ネット上で寄せられる批判への本音を明かした。
SNSやネットニュースで注目を集める岸谷さん。寄せられるコメントについて、「めっちゃ食らうっすね」と、精神的にダメージを受けていることを正直に告白した。
特に「自分じゃどうしようもできねえじゃん」ということ、とりわけ“親の七光り”問題に触れられるのはつらいという。以前は名前を隠して活動していた時期もあり、「岸谷」や「プリンセス」といった関連ワードをすべてミュート設定していたこともあったという。
それでも自身が出演した番組のコメントをチェックするのには理由が。「発言の精度を上げたかった」「どのラインまで行ったらどういうリアクションになるのか壁打ちをしたくて」と、あえて批判も受け止め、自身の発言を研ぎ澄ませるために分析していると語った。
また「親のおかげで名前は出てスタートダッシュも決めてる」「何も達成してないんで」と、自身の現状を謙虚に受け止める冷静さも見せた。
米高校時代の“先輩”に「ヒュー・ジャックマンの息子」
岸谷さんは、アメリカの高校時代の驚くべき交友関係も明かした。
ニューヨーク州の超高級避暑地にある全寮制の高校に通っていた岸谷さん。そこは「ヒュー・ジャックマンの子どもがいた」という、まさにブルジョアジーな環境だったという 。
ヒュー・ジャックマンの息子はオスカーという名前で、父親とは人種が異なる養子だそうで 「めっちゃ謙虚というか結構シャイな感じ」であり、父親が有名人であることを一切鼻にかけるそぶりもなかったと振り返る。
さらに、岸谷さんと同じサッカー部に所属していたが「サブメンバーのさらに控えの奴がいて(それが)オスカーで」と意外な素顔を暴露。「よくよく聞いたらあの補欠のオスカーはジャックマンっていうらしい、マジ?みたいな」「めっちゃいい奴だった、サッカーは下手だけど」と、後から知って驚いたと語った。
イタリアの大学在学中に日本で起業 きっかけは?
現在、イタリア・ミラノにあるボッコーニ大学という経済系大学で学んでいる岸谷さん。在学中に日本で起業した経緯についても語った。
ドゥオーモの大聖堂やレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」などで知られるミラノ。その街での生活ついては、意外にも「暇」「やることない」「2日でいい」という話す。
そんな環境のなかで勉強に励んできた岸谷さんだったが、「また目標クライシスみたいなのが起きた」という。「何か自分でいろいろやってみたいみたいな気持ちになってきた」時期に、幸運にも日本にいながらミラノの大学に通える環境が整ったことで、 日本での会社設立を決めた。
紆余曲折を経て、現在は「自分のキャリアのように海外の大学に受験したい、海外に出たい日本人の子たちに受験のサポート」を行っている。「今は個人の発信力、個人の力でどこまででも伸ばせる時代」だと思いながら、教育という分野に行き着いたのだという。
受験対策のプラットフォームもリリースするなど、今後は海外大学受験業界に「一石を投じるような存在になりたい」と、また「7年後、都知事になる!」と今後の野望を語った。
(「アルコ&ピースの#文化人が1番やばい〜Produced by しくじり先生〜」11/4(火)配信回から)
★ゲスト:岸谷蘭丸(実業家)
★MC:アルコ&ピース(お笑いコンビ)
