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2025年11月3日 17:02

「三月のパンタシア」みあ、「思春期は言葉にするのが下手なタイプだった」

「三月のパンタシア」みあ、「思春期は言葉にするのが下手なタイプだった」
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青春小説を軸に楽曲を制作する音楽プロジェクト「三月のパンタシア」のボーカル・みあが3日、都内で書下ろしの小説「君の記憶だけない」の発売記念イベントを行った。

2冊目となる長編小説。主人公の高校生・今野陸と、“恋をすると記憶を失ってしまう”という病気を抱えるヒロイン・凛の、逃れられない運命にあらがう全力の恋を描く。

みあは「自分自身が読んで気持ちが熱くなれる物語を書きたい」と常に心がけていることを明かし、「恋をすると記憶を失ってしまうっていう病気は実際には存在しないけど、想像していく上で、その障害にぶつかった若い二人がどんな選択をするのか、私自身も気になったので、どんな結末を迎えるのか楽しみながら小説を書いた」と振り返った。

夏祭りの描写が登場するが、「夏祭りは学生にとっては一大イベントで、例えば気になる男の子に夏祭りに誘われた時、夏祭りに行く予定がたった時の気持ちを思い出しながら、(自分の)高校時代の夏を思い出しながら執筆した」とほほ笑んだ。

陸と凛の二人と自身が似ているところを聞かれると、「二人とも素直になれなくて、言いたくてもなかなか心にある言葉をそのままアウトプットできないところは、私も思春期は言葉にするのが下手なタイプだったので似ているのかなって思う」と自己分析した。

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