ムロツヨシ＆佐藤二朗、ダブル主演映画に自信「喜劇の義務教育が完成した」

俳優のムロツヨシ（49）と佐藤二朗（56）が4日、都内で行われた、ダブル主演映画「新解釈・幕末伝」（福田雄一監督、12月19日公開）の新解釈決起会見に、共演の山田孝之（42）、広瀬アリス（30）とともに出席した。

約150年前の幕末の時代を、コメディー映画のヒットメーカー・福田監督が“新解釈”して実写映画化。ムロは坂本龍馬、佐藤は西郷隆盛を演じた。

福田組常連の二人だが、ダブル主演は初めて。ムロは「数年前に『福田組を背負う側になりたい』とやりたいことリストに書き、福田さんへ会いに行った」と直談判だったと告白。「僕が言い出しっぺ。こんなすてきな場所でイベントできるのは感慨深い。非常にやりがいを感じる」と力を込め、今作について、「くそまじめに本気で喜劇を作った。喜劇の義務教育が完成した」と胸を張った。

佐藤も「福田はいつも適当にやってますと言うけど、その前にある膨大なシンキングタイムについては言わない。今回初めて『喜劇なので熱い思いを持って汗かいて作った』と言っていた」と明かし、「今までの福田組のある種の新境地を見ていただきたい」と呼びかけた。