3人組バンド「Mrs. GREEN APPLE」の公式サイトが3日に更新され、著作権侵害やプライバシー侵害を含む悪質な行為に関して声明を発表した。
公式サイトでは「著作権侵害およびプライバシー侵害を含む悪質な行為に対する弊社の取り組みについて」というタイトルで「現在、SNS上において、Mrs. GREEN APPLEおよびそのメンバー(以下、アーティストといいます)個人、また、所属するユニバーサルミュージック合同会社(以下、当社といいます)に関する悪質な行為を多数確認しております」と報告した。
具体的には、「アーティストの過去映像や過去音源等のSNSへの無断アップロード行為および交換・譲渡・販売する行為」「アーティストの誹謗(ひぼう)中傷を含む内容の投稿」など6件を列挙し、「これらの行為は、アーティストの肖像権・パブリシティ権やプライバシー権利の侵害、当社が保有する著作権その他の権利を侵害するおそれがあり、明確な法令違反となる場合もあります。また、違法アップロードや複製行為は、アーティスト活動や作品制作に支障をきたす重大な迷惑行為でもあります」と警告した。
その上で「これらの行為に対して、当社としては厳しい姿勢で臨ませていただくことといたします。これらの行為をされている方は、ただちに該当する投稿等を削除してください」と呼びかけた。
すでに、重度の迷惑行為を行った対象者に対しては、身元を特定し、法的措置を取ったといい、当該者に対し、アカウント凍結およびイベントなどへの参加を断る対応を行ったという。「削除が確認できない場合は、同様に、発信者情報開示の手続き等を経て投稿者を特定のうえ法的措置を取るなど、弁護士や各機関と協力して厳正に対処してまいります」と厳しい対応を示した。
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