かたせ梨乃「相棒」初出演「クランクインの日が待ち遠しくて」　第4話右京と財界の大物が魅惑の女性めぐり三角関係に

テレビ朝日系の人気刑事ドラマ「相棒season24」（水曜午後9時）に、俳優のかたせ梨乃（68）が5日放送の第4話「みんな彼女を好きになる」に出演する。

かたせは「相棒」シリーズ初出演で、主演の水谷豊（73）とも初共演となる。

物語は、杉下右京（水谷）が紅茶店で知り合った熊井エリザベス（かたせ）とディナーを楽しむ場面から始まる。テーラーで働く熟練の職人で、優雅さとユーモアを兼ね備え、紅茶にも造詣が深い彼女は、右京とも気が合う様子だった。

しかし別れた直後、初老の男が「彼女を悲しませるな！」と叫びながら右京に殴りかかる。男の正体は、大手通信会社の会長・米村隆光（吉満寛人）。米村は右京がエリザベスを「もてあそんだ」と主張するが、右京には全く心当たりがない。

権力者の異常な恨みに危機感を抱いた右京は、亀山薫（寺脇康文）とともにエリザベスの周辺を調査。すると、彼女は男女問わず会えば誰もが惹かれてしまう魅惑的な人物であることが判明する。だが捜査の過程で、エリザベスの“意外な秘密”が浮かび上がり、右京襲撃事件は予想外の展開へと進んでいく。

かたせは水谷との初共演について「杉下右京さんは実在の方ではないかと思うほど、日本中の皆さんが毎回楽しみにしていらっしゃる『相棒』、その作品のオファーをいただいて、毎日台本を開いてはクランクインの日が待ち遠しくて仕方がなかったです」と語る。

役作りでは「右京さんとの出会いの場となる紅茶店に役作りのために行きました。大きな窓ガラスを左手に外の景色を眺めて、ひとりリハーサル。まさかその席に本番でも座るとは！」と振り返った。