タレントのMEGUMI(44)が5日、東京・品川区のバンタン東京校で、美容業界を目指す高校生男子に向けた特別講義を行った。
昨年4月に開校した、美容業界のプロフェッショナル人材の育成と大学卒業資格取得も目指せる「バンタン渋谷美容学院大学部」は、これまで女性中心だったが、2026年から本格的に共学化する。
同校の名誉学院長であるMEGUMIは、「偏見を超えた自己実現」をテーマに、自身が実践している“夢をかなえるための三つのプロセス”「自分のやりたいことを知ろう」「自分の夢をビジュアル化してみよう」「自分のやりたいことを声に出してみよう」を具体的に伝授。すでにこの3ステップを同校の授業で取り入れていると言い、前提として「自分の好きなことじゃないと続けられない」とキッパリ。
「自分のやりたいことを声に出してみよう」のパートでは、「夢を言わないと、あなたが何をやりたいか誰も知らない」と力説。自身もタレント業のほか、飲食店の経営や映像プロデュースなど、仕事は多岐にわたるが、「今まで私もそうでしたけど、やりたい事や夢って人が運んできてくれるんですよ。あの監督が好きって言っていたなとか、物件があるから連絡してみようとか。やっぱり人に言うってことがめちゃくちゃ大事」と実体験を交えて説明した。
ただ、夢を伝えると「そうは言ってもね…と否定する人がめちゃくちゃ多い。なぜか日本人は新しいことが恐怖。新しい活動をする人に対して、あまり良いお声を掛けてくれるパターンがない」とし、「これは罠(わな)なので、ぜひ気をつけていただきたい。新しいことをやる人に対して、足元を止めるようなことを言います。これも忘れないで」と釘を刺し、「絶対に負けないで、やりたいことを言う。それは必ず誰かの耳に残っていて、あなたが続けていく限り、チャンスを運んでくれる人がたくさんいます」と若者の背中を押していた。
