芦田愛菜、憧れの街・ベネチアは「忘れられない思い出」、岡田将生とゴンドラも体験

俳優の芦田愛菜（21）、岡田将生（36）らが5日、東京・東京国立博物館で、アニメ映画「果てしなきスカーレット」（細田守監督、11月21日公開）のジャパンプレミアを行った。

「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」などで知られる細田監督の最新作。主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも“死者の国”で再び宿敵に復讐を果たそうとする物語。

芦田は主人公のスカーレット、岡田は現代の日本から来た看護師・聖の声を担当している。

また、二人は同作を引っ提げ、今夏に開催された「第82回ベネチア国際映画祭」に参加。芦田は「ベネチアは美しい街で、憧れの街だった。皆さんが温かく受け入れてくださったのがうれしくて、映画を見ている皆さんの笑顔が忘れられない思い出になりました」と回想。岡田も「1度は行ってみたい場所だったので参加できたことはうれしくて、芦田さんと一緒にゴンドラに乗らせてもらった」と言い、「ベネチア映画祭は映画愛にあふれていて、観客の皆さんと同じ空間で見させてもらった経験は一生忘れない経験なんじゃないかなと思う」と思い出を振り返った。

すでに世界77の国と地域での配給が決まっており、芦田は「たくさんの方々に見ていただけることは純粋にうれしいですし、各国様々な死生観があると思うので、見終わった後に共有したくなる作品だと思うので、世界の方々の解釈や感想を伺ってみたい」と声を弾ませていた。