沢尻エリカ、ヘップバーンも演じた伝説のヒロインに…舞台「ピグマリオン」主演決定

女優の沢尻エリカ（39）が来年1月に上演される舞台「ピグマリオン−PYGMALION−」に主演することが7日、発表された。

「マイ・フェア・レディ」や「プリティ・ウーマン」の原作である「ピグマリオン」は、英国人劇作家でノーベル賞作家のジョージ・バーナード・ショーが1912年に執筆した不朽の傑作喜劇。「20世紀初頭の英語演劇の傑作」と言われ、今もなお世界中で愛され、上演され続ける名作だ。

同作では、ロンドンの花売娘イライザが、音声学者ヒギンス教授と出会い、厳しい訓練を経て、上流階級の公爵婦人へと生まれ変わっていく姿が描かれる。沢尻は、映画「マイ・フェア・レディ」でオードリー・ヘプバーンが演じた主人公イライザを演じる。イライザを変貌させるヒギンス教授を六角精児（63）が演じる。

演出は、1904年ロンドンで設立された世界的な名門校、英国王立演劇学校の校長を1993年から15年にわたり務めた英国演劇界の重鎮、ニコラス・バーター氏が務める。

沢尻は「ようやくこれから始動していくんだと思うと、ホントに楽しみ」と目を輝かせ、「イライザは、ホントに地味で下町のお花売りをしているところから教養を身につけてステキな女性に変わっていくんですけど、その様、過程が、すごく見どころになってくると思うので、皆さんにも楽しみにしていただきたいと思います」と意気込みを語った。

東京公演は2026年1月20日〜2月8日、東京建物 Brillia HALL、その後、名古屋、北九州、大阪で上演。