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俳優の北村匠海(28)、林裕太(25)、田邊和也(40)、嶺豪一(36)が7日、都内で行われた映画「愚か者の身分」(永田琴監督)の公開御礼舞台挨拶に登壇した。
第2回大藪春彦新人賞を受賞した西尾潤氏の同名小説が原作。闇ビジネスから抜け出そうとする若者3人による3日間の逃亡サスペンス。
北村は、犯罪組織の手先として戸籍売買を扱う松本タクヤを、林はタクヤに誘われて戸籍売買の世界に足を踏み入れた弟分の柿崎マモルを演じた。
周囲の反響について、北村は「仲間が見て、評価してくれるのがうれしくて。松本潤さんから連絡をいただいて。こういう方が見てくれるんだって喜びがありました」とうれしそうに振り返った。
松本潤(42)からの反応は「かなり熱かった」といい、「本当に素晴らしかったっていうのと、役者としての目線で見てくださったので、僕が役者としてもう一歩前に出られるような言葉をいただいて、先輩から言ってもらえてうれしいです」と喜びをかみしめた。
一方、林は「僕の家の隣の人も見たって。地元の友達が多く見てくれて、『林、主役じゃん』って言ってくれるのはうれしかった。映画(の感想)も『くらった』って言ってくれて、見終わった後、すぐじゃなくて、家に帰ってから『ずんずん(心に)来た』っていうふうに言ってくれて、多くの人に広がったみたいで、この映画に出られて誇らしい気持ちです」と思いを明かした。
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