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俳優の北村匠海(28)、林裕太(25)、田邊和也(40)、嶺豪一(36)が7日、都内で行われた映画「愚か者の身分」(永田琴監督)の公開御礼舞台挨拶に登壇した。
第2回大藪春彦新人賞を受賞した西尾潤氏の同名小説が原作。闇ビジネスから抜け出そうとする若者3人による3日間の逃亡サスペンス。
田邊は、犯罪組織の幹部・ジョージを演じ、劇中では“金歯”がトレードマークになっている。
周囲からの反響について、田邊は「SNS上で『金歯が怖い』っていうのをたくさん見ました。『本当にいそう』とか『会ったら絶対に目をそらす』とか、そういうコメントをうれしく思います」と喜んだ。
金歯は原作にはなく、映画のみの演出だった秘話を披露。「衣装合わせの時に金歯が用意されていて、最初は金歯?って思いました。原作のジョージは柔和で一歩引いていて大人な感じでしたが、それをいい意味でぶち壊せました」と明かした。
田邊は、劇中で綾野剛(43)とバトルするシーンも演じている。「とにかく稽古をたくさんさせていただいたので、本番は自信を持ってできました。綾野さんが俳優としての確固たる経験値というか、包容力が(ある)。僕の方が後輩なんですけど、全く気を使わず、遠慮なくボコボコにさせてもらって、アクションシーンが良くなった理由の一つだと思います」と感謝した。
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