北山宏光、先輩女優から「目が離せない！」理由とは！？

俳優の北山宏光（40）、佐藤仁美（46）らが7日、東京・明治座で行われた舞台「酔いどれ天使」の取材会に登壇した。

名匠・黒澤明監督と俳優・三船敏郎さんがタッグを組んだ1948年4月公開の同名映画や舞台で知られる名作の2025年舞台版。戦後の人々が命を燃やすように生きる姿を濃密に描く。

約6年ぶりの主演舞台となる北山は、三船さんが演じた闇市を支配する若いやくざ・松永役。「やっと初日を迎えられるな！という気持ち」だと明かし、「このキャストでないと、出来ない作品になっております。もちろんお芝居もそうですが、ショーアップされていたり、とてもロックに演出されていたりしますが、このお芝居の重さは失っていない。きっと見に来た方に、楽しんでもらえて、何かメッセージを受け取ってもらえる作品になっていると思います」とアピールした。

佐藤は、座長・北山を「ファッションチェック大魔王」と評した。これを聞いた北山は、「仁美さんの稽古着がとても可愛くて、なんかサボテン・牛・猫が、3枚の布に全て共存している。上着、パンツ、靴下…全部違う動物とか。それで、黄色いサンダルでカツカツと歩かれていて、それは絶対に見てしまう」とチェックをしてしまう理由を説明。「その動物が日によってちょっと違ったりとか、“今日は上半身、全部犬なんです”とか。目が離せない！」と佐藤のセンスのとりこになっていた。

東京公演は、同日から23日まで。

※タイトルの「酔」は、正式には旧字体となる。