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俳優・北山宏光(40)が主演を務める舞台「酔いどれ天使」の取材会が、7日に東京・明治座で行われ、共演者の横山由依(32)、岡田結実(25)も登壇した。
二人は、北山演じる松永と同郷で彼に思いを寄せる、ぎん役をダブルキャストで演じる。
岡田は今作が舞台初出演。「場数の面で言うと、はるか先に皆さんがいて、正直“全然追いつけないな”と思う日々もあった」と明かしたが、「皆さんの良い所を見て、いろんなお話を聞いていると、ある日、プレッシャーよりも、“この座組でやれることが何よりも幸せだな”と思えるようになった。それからは、ハッピーハッピーで楽しんでいる」と笑顔。
ダブルキャストであることについては、「私は、横山さんをすごく信頼している。(稽古中)横山さんは芝居をして疲れているはずなのに、席に着いた瞬間に横で“あれ、どうやってやったんですか?”とか質問攻めにしたのに、涼しい顔で毎回優しく答えてくださるので、横山さんがいなかったら、私はこの初日を迎えられなかったなと心から思っています」と感謝した。
それを聞いた横山は、「本当に岡田さんが、明るくて…すごいなと思っています」と語ったが、その瞬間、岡田は「軽っ!めっちゃ軽っ!今の浅いですよね」と即座に突っ込んで笑わせた。横山は「私はダブルキャストが初めてだったんですけど、“北山さんはこの時にこういう表情をしているんだ”とか相手役のことまで分かるので、新しい扉というか、ダブルキャストも面白いなと思いました」と振り返った。
※タイトルの「酔」は、正式には旧字体となる。
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