エンタメ

2025年11月10日 16:02

中村橋之助「愛未を大事にすてきな家庭を築いてまいりたい」、能條愛未「一生懸命私のことを思って選んでくれたのかな」

中村橋之助「愛未を大事にすてきな家庭を築いてまいりたい」、能條愛未「一生懸命私のことを思って選んでくれたのかな」
広告
1

歌舞伎俳優の中村橋之助(29)と元乃木坂46で女優の能條愛未(31)が10日、都内ホテルで会見を行い、婚約を発表した。

金屏風(びょうぶ)に背景にした“婚約会見”。二人は和装姿で登場した。能條の着物は橋之助の母・三田寛子が婚約会見で着用したものだった。

冒頭挨拶で橋之助は、「この度、中村橋之助と能條愛未は婚約いたします運びと相成りました」と報告。「役者としても、また一人の男としても、お客様を大事に、家族を大事に、そして愛未を大事にすてきな家庭を築いてまいりたい」と話した。能條も、「中村橋之助さんと結婚する運びと相成りました」と笑顔を見せ、「ファンの皆さま、私を育て支えてくださった関係者の皆さまへの感謝の思いを胸に、成駒屋に嫁ぎ、橋之助さんを支えられるよう精進してまいりたい」と力を込めた。

出会いは夫婦役を務めた2021年1月のミュージカル「ポーの一族」での共演。最初は会話がなかったというが、公演を重ねるたびに距離を縮め、舞台終了後に交際に発展した。

プロポーズは今年7月、旅行先の米ハワイで。能條は、「海の見えるすてきなレストランで、ひざまずいて指輪を。王子様のようだった」と振り返り、「どんな言葉を言うかとか、指輪も一生懸命私のことを思って選んでくれたのかなと思うと、それだけで感動。涙が止まらなかった」とかみしめた。

約4年半の交際を経てのゴールイン。挙式・披露宴は来年初夏を予定しており、能條は結婚後も仕事は続ける。

橋之助は八代目中村芝翫と女優・三田寛子の長男。祖父は人間国宝の七代目中村芝翫。00年9月歌舞伎座「五代目中村歌右衛門六十年祭」の「京鹿子娘道成寺」所化と「菊晴勢若駒」春駒の童で初代中村国生を名のり初舞台を踏んだ。16年10月、父の八代目中村芝翫襲名と同時に、四代目中村橋之助を襲名した。

能條は11年8月、乃木坂46に1期生として加入。12年3月のデビューシングル「ぐるぐるカーテン」で選抜入り。18、19年上演ミュージカル「少女革命ウテナ」で主演した。

広告