俳優の向里祐香(35)が、11日放送のテレビ朝日系ドラマ「ちょっとだけエスパー」(火曜午後9時)第4話に出演する。
向里が演じるのは、今後の物語の展開に大きな影響を与える謎の新キャラクター・久条。クールな立ち回りと強い信念を持つ人物で、物語の新たな局面を切り開く重要な役どころだ。
同ドラマは、ヒットメーカーで知られる脚本家・野木亜紀子氏による初のオリジナルSF作品。超能力を巡る人間関係を描くジャパニーズ・ヒーロードラマで、緻密な伏線と予想外の展開が毎回話題を呼んでいる。
第4話では、文太(大泉洋)たちが飲んでいた「Eカプセル」を四季(宮崎あおい)が風邪薬と誤って服用し、彼女がエスパー化する可能性に不安を抱く。四季は「誰かに見られている気がする」と語り、社長の兆(岡田将生)は未確認の因子の存在を察知。そこへ、たこ焼き好きの大学生・市松(北村匠海)が現れ、四季と親しくなる様子に文太が嫉妬し、ストーカー疑惑を抱いて半蔵(宇野祥平)と調査を始める。一方、時を同じくして桜介(ディーン・フジオカ)にも驚きの出来事が発生する。
文太は、たまたま四季の誕生日を知り、偽りの夫婦ながらプレゼントを用意しようとする中、許されない愛情が加速し、ヒーローたちに不穏な変化が迫る。
向里は2024年配信の海外ドラマ「SHOGUN 将軍」で遊女・お菊役を演じ、ハリウッドデビュー。上品さと妖艶さを兼ね備えた演技で世界的に注目され、国内外で活躍を続ける実力派。
久条役について向里は、「まだ詳しくお話できないんですが、久条は“自分の正義”が強い人で、何事にもクールに立ち回っていくタイプなんだろうなと思っています」と説明。
「私は普段すぐふざけてしまう性格なので、少しクールぶって演じています(笑)」と明かした。
ドラマ『ちょっとだけエスパー』は、動画配信サービス「TVer」で第1〜3話を見逃し配信中。
