俳優の竹内涼真（32）と劇団EXILEの町田啓太（35）がダブル主演を務めるNetflix映画『10DANCE（テンダンス）』の予告映像が12日、公開された。映画本編は12月18日から世界同時配信される。
同映画は、井上佐藤氏による同名漫画を原作とするヒューマンドラマ。タイトルの「10DANCE」は、ラテンとスタンダードの全10種目を踊りこなす競技形式を意味する。華やかな社交ダンスの世界を舞台に、対照的な二人のトップダンサーが互いを高め合いながら成長し、やがて“愛”と“芸術”の境界を超えていく姿を描く。監督は、映画『るろうに剣心』シリーズや『レジェンド＆バタフライ』（2023年公開）などで知られる大友啓史氏が務める。
竹内が演じるのは、ラテンダンスの日本チャンピオン・鈴木信也。世界レベルの実力を持ちながらも、ある理由から国内大会にこだわり続ける孤高のダンサーだ。社交ダンスへの挑戦は今回が初となる。
一方、町田が演じるのは、スタンダード（ボールルーム）部門の日本チャンピオンで、世界ランキング2位の実績を誇る杉木信也。同じ「信也」という名を持つ二人が、異なるスタイルで頂点を競い合う。
鈴木のパートナー・田嶋アキを演じるのは俳優の土居志央梨（33）、杉木のパートナー・矢上房子を演じるのは俳優の石井杏奈（27）。4人はいずれも社交ダンス未経験ながら、撮影前から数か月にわたり専門トレーニングを重ね、プロも舌を巻く完成度を見せているという。
公開された予告映像では、鈴木（竹内）とアキ（土居）による情熱的でダイナミックなラテンダンスと、杉木（町田）と房子（石井）による気品あふれるスタンダードダンスが対照的に描かれ、華やかで迫力ある映像が印象的だ。
はたして、二人の間にどんな感情が生まれるのか。そして、彼らが目指す「世界の頂点」の先に待つものとは。