能登演劇堂が悲しみのコメント「にわかには信じがたい」《追悼・仲代達矢さん》

俳優の仲代達矢さんの訃報を受け、仲代さんが名誉館長を務めた石川・七尾市の「能登演劇堂」が12日までに追悼のコメントを発表した。以下、コメント全文。

仲代達矢さんがお亡くなりになられました。この突然の訃報に大変驚いています。

仲代さん主演で5月6月上演の「肝っ玉おっ母と子供たち」、そして9月開催の能登演劇堂30周年・無名塾との交流40周年トークショーや先月10月開催の無名塾「幽霊」の公演でも元気な姿を見せて下さいました。

にわかには信じがたいことです。

仲代さんからは、よく「能登は第二のふるさと」と言っていただいており、この地に演劇文化を根付かせていただきました。

特に震災後は能登を心配して気遣っていただき、継続的な支援をしていただきました。時折、まだ演じたい舞台があることも元気におっしゃっていました。

元気な姿が目に浮かびさみしいかぎりであります。心よりお悔やみ申し上げたいと思います。

能登演劇堂

また、同演劇堂の公式サイトでは、「献花台のご案内」とし、「劇場では追悼の献花台をあゆみコーナーに設置いたしました。近くにお越しの際にはお立ち寄りいただければと　ご案内いたします」と伝えている。