俳優の小泉孝太郎とヴァイオリニストの高嶋ちさ子がMCを務めるテレビ朝日系バラエティー「プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見」(火曜午後7時※一部地域を除く)の18日放送回では、歌舞伎界の名門・市川團十郎一家に密着する2時間スペシャルが放送される。
番組は、芸能界や文化界などで活躍する“プラチナファミリー”の暮らしや素顔をのぞき見するバラエティー。MCの小泉と高嶋、進行役を務めるお笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾が、知られざる家族の絆をひもといていく。
今回の放送では、十三代目・市川團十郎、長女の市川ぼたん(麗禾)、長男の市川新之助(勸玄)のファミリーに密着。自宅での家族時間や遊園地での休日の様子など、普段は見ることのできない團十郎ファミリーの私生活が公開される。
小泉は約25年前に團十郎と出会い、以来、家族ぐるみの付き合いを続けてきた。番組では久々の再会を果たし、父として、そして歌舞伎俳優として歩む團十郎にインタビューを行う。
小泉は「父となった團十郎さんの姿を見て、素敵な光景だと感じました」と感慨深げに語る。スタジオでは、14歳になった市川ぼたんの成長ぶりに、高嶋が「すっかりお姉さんになったね」と目を細める一幕も。
團十郎は、父であり師でもあった十二代目・市川團十郎との厳しくも愛のある稽古の日々を回想。「父は温厚でしたが、稽古となると厳しい場面も多かった。あの厳しさが愛だった時代でした」と語る。
また、團十郎が心の支えとして挙げたのが、小泉孝太郎の父・小泉純一郎元首相の存在だったという。「重圧を理解して応援してくださったのは、孝太郎さんのお父様と叔父様」と話し、食事を共にした思い出や、舞台『勧進帳』での演技を褒められたエピソードを披露。小泉家と團十郎家の間に長年育まれてきた温かな交流が明らかになる。
さらに、番組では市川宗家と300年以上の縁を持つ千葉・成田山新勝寺を訪問。代々伝わる「成田屋」の貴重な品々がテレビ初公開される。歌舞伎の伝統と歴史を感じさせる映像も見どころの一つだ。
