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俳優の芦田愛菜(21)、役所広司(69)、細田守監督らが21日、都内で行われた、アニメ映画「果てしなきスカーレット」の初日舞台挨拶に登壇した。
「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」などで知られる細田監督の最新作。主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも“死者の国”で再び宿敵に復讐を果たそうとする物語。芦田は主人公のスカーレット、役所はスカーレットの父であり自身の兄であるアムレット王を殺して王位に就いた、冷酷非道な国王・クローディアスの声を担当した。
役所はこれまで3作、細田監督の作品に参加してきた。「細田さんの作品には全部参加したいって常に思っていましたので、今回も呼んでいただいて光栄です」と喜びを語った。
これまでの作品では、穏やかで優しい役を演じてきたが、今回は真逆な役で、「さっき移動中に監督に聞いたんですけど、1日でとったらしいんですよ。監督は4年もかけて作ったのに…」と振り返り、「ってことでちょっと時給が高いですよね」と苦笑いして笑いを誘った。
細田監督は、役所について「1日ですけど、ものすごい熱量、カロリー数(があった)。クローディアスっていう役はこの映画の中でスカーレットに大きく立ちはだかる役ですので、最後は(アフレコの)ブースが熱気で汗ばむぐらいのパワーでした。それで感激したのを思い出します」と評価した。
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