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女優の中山忍(52)が22日、東京・千代田区の丸の内ピカデリー・ドルビーシネマで行われた「『ガメラ 大怪獣空中決戦』4K HDR ドルビーシネマ 復活上映」の上映記念舞台挨拶に登壇した。
「ガメラ生誕60周年プロジェクト」の一環で、“平成ガメラ3部作”の第1作「大怪獣空中決戦」(1995年)が復活上映。忍は同作で鳥類学者・長峰真弓を演じた。
この日はメガホンをとった金子修介監督とともに登壇。客席を見渡し、「30年前の映画公開時は、こういう日を迎えられるとは予想できていませんでした」と挨拶した。
同役はオーディションで射止めた。当時について、「長峰真弓という人がすごくかっこよかった。それまでやったことのない役だったので、ぜひやらせていただきたいという思いで挑んだ」と明かした。
同作は国内外で評価され、多くの映画賞に名を連ねた。ブルーリボン賞では、姉の故・中山美穂さんが映画「Love Letter」で主演女優賞、忍が「〜大怪獣空中決戦」で助演女優賞に輝き、“姉妹同時受賞”も話題となった。
忍は、「公の舞台に姉妹そろって立つというのが、最初で最後になってしまった」と回想。「助演女優賞をいただける映画に出会えたこと、晴れがましい場所に姉妹で並んで立てたことに改めてお礼を伝えたい」と感謝し、「泣いちゃんうで、ごめんなさい」と目を潤ませた。
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