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2025年11月22日 17:52

北村匠海、自身史上「一番クマがバッと出ている」

北村匠海、自身史上「一番クマがバッと出ている」
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俳優の北村匠海(28)が22日、都内で行われた映画「しびれ」(内山拓也監督、2026年公開)のワールドプレミア舞台挨拶に登場した。

内山監督の故郷・新潟を舞台に、居場所とアイデンティティを模索する少年・大地が、愛を知るまでの20年間を自伝的作品として描く。

北村は、2020年公開の映画「アンダードック」を撮っている時に内山監督と出会い、「必ず一緒にやりたい監督としてずっとあった」と言い、今回が念願のタッグ。内山監督自身の半生を題材に初めて書いた脚本とあり、「朝ドラをやっている最中だったので、向き合いきれるかっていうところでかなり迷ったんですけど、話し合いを重ねていく中で、『一緒にこの映画と心中してくれ』っていうソリッドな言葉ですけど、胸を打たれた」と出演を決めたという。

「絶対、監督の言うことにノーは出さない」と決めて撮影に臨み、「北村匠海という要素をかき消した。ホクロを消したり、とにかく北村匠海であることを消した」と振り返り、「心の枯渇っていうことが大事だったので、寝ない、食べないみたいな肉体的なところもやりました。北村匠海史上、一番クマがバッと出ている感じなんですけど、僕にとっては必要な時間だった」と話した。

北村が演じた、青年・大地になるまでの過程は、榎本司(14)ら3人がバトンをつないでおり、「スクリーンに映る3人は紛れもなく大地で、体当たりで向き合っている姿に涙しましたし、そこを引き継いで、4人目の大地としてやらねばという思いがあった。すごく刺激をもらった」と感謝した。

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