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2025年11月26日 14:45

元TOKIOの国分太一氏が会見、コンプラ違反の当事者に向けて謝罪「本当に申し訳ございませんでした」

元TOKIOの国分太一氏が会見、コンプラ違反の当事者に向けて謝罪「本当に申し訳ございませんでした」
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過去のコンプライアンス上の問題が複数確認されたとして、今年6月に日本テレビの番組「ザ!鉄腕!DASH!!」を降板し、解散となったグループTOKIOに所属していたタレントの国分太一氏(51)が26日、都内で会見を行った。

 会見では代理人弁護士がこの日の会見に至った経緯を説明した。弁護士は「日本テレビには、再度国分さん自らが謝罪をさせてほしいと伝えたが、会えないというお返事がありました。この対応により、引き続き国分さんは身動きが取れない状況に置かれることになり、日テレ側から制限を受け続けているため、事態の具体的な説明ができない状況だ。そのため、本日メディアの皆様のお力をお借りしてご迷惑をおかけした関係者に謝罪の気持ちを伝えたく、この場に2人で臨んでおります」と伝えた。

 国分氏は冒頭「自らとった行動により傷つけてしまった当事者の方に、遅くなりましたが、また直接ではなくこのような形になり大変恐縮ですが、心からおわびの気持ちをお伝えさせてください。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

さらに、日本テレビ、鉄腕ダッシュ制作関係者、スポンサー、他のテレビ局を含めメディア関係者、ファンに対し「事情をご説明できない状況でご判断強いる形となり、これまでまともにおわびを申し上げることもできておりませんでした。深くお詫び申し上げます」と頭を下げた。

 また、降板を告げられてから現在までの5カ月間について「本当に申し訳ないという気持ちとともに、何よりも自分自身に対して情けなく、悔しい思いで毎日過ごしていました。このような日々を過ごす中で、このような事態に至った原因は、自分自身の置かれている状況が、立場への自覚が足りなかったこととあると痛感するに至りました。正直、長年の活動の中で、立場と環境にあぐらをかいていた部分があったのだと思います。自分の発言や立場が周りに与える重みを意識せず走り続けてしまいました」と後悔を語った。

 国分氏は、過去にコンプライアンス上の問題が複数確認されたとして、今年6月に日本テレビの番組「ザ!鉄腕!DASH!!」を降板。その後、無期限で活動を休止している。

 この日本テレビの対応に、国分氏の代理人弁護士が日弁連に人権救済を申し立て、10月に都内で会見を行い「まずは当事者、日本テレビ、スポンサー各社などに謝罪をしたいという思いを強く持っている」と国分氏の希望を説明し、最終的には国分氏本人の口から説明をしたい旨を明かしていた。

 国分氏の人権救済申し立てを巡っては、日本テレビはこれまでに「国分氏本人もコンプライアンス違反に該当する行為を認めた上、降板の申入れについて了承されました」、「国分氏へのヒアリングや降板までの手続き等について特に問題はないものと考えております」などと強く抗議するコメントを出している。

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