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2025年11月26日 18:18

元アンジュルムの田村芽実がパニック障害の闘病を初めて明かす、3年前に発病も「今は元気です」

元アンジュルムの田村芽実がパニック障害の闘病を初めて明かす、3年前に発病も「今は元気です」
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元アンジュルムで女優・歌手の田村芽実(27)が26日、自身のインスタグラムで、3年前に発症したパニック障害との闘病を初めて明かした。

田村は「すべては、今は元気で、どうしたらいいのかわからない状態に陥ったところから、どうやってやり過ごしてきたのかを書きたいと思うのと、同じ悩みを抱えた方に勇気をもらった私なので、私もすこしでも力になれたら」と心境をつづり、発作の苦しみや、回復までの道のりを率直に語った。

田村は「3年前のある日、突然、起きているのに夢を見ているかのような、自分が自分から離れていくような感覚になりました」という。

そして「足のつかない深い海で溺れているかのように息が苦しくなり、このままでは死んでしまうともがき苦しみました」と当時の恐怖を振り返った。

周囲からは「心の持ちようだ」と言われたものの、田村は「もう根性とか心持ちでは、どうにもならなそうなことが分かっていたし、どうにかしなきゃって思いました」。症状の出る毎日から1カ月が経ち、這(は)うようにしてやっとの思いで医療機関を受診したという。

「パニック障害です」と診断を受け、「私自身ではなく、症状によるものだ、と言ってもらえたことで、まず救われました」と明かした。

ここから3年以上に及ぶ闘病生活が始まったという。

発作の不安から、田村は「閉鎖空間を避けるようになった」といい、特に電車やエレベーターが苦手になったという。

「最寄り駅から隣の駅に行くこともできず、徒歩やバスで2時間かけて移動することもあった。タクシー代がかさんで財布を見て憂うつになることも」と、当時の生活の制限を語った。

「当たり前のことが当たり前にできないのが本当につらかった。友達とも会えなくなり、外出を諦めるようになってしまった」と孤独な日々を吐露。仕事現場では、マネジャーが送迎や病院の付き添いをしてくれたといい、「あたたかい支えがあって楽しく仕事ができた」と感謝を述べた。

今回の投稿については、「同じ悩みを抱える人に少しでも力になれたら」との思いから決意したという。

最後に「今は元気です。穏やかな気持ちで読んでもらえたら」と呼びかけ、今後も数回に分けて闘病の記録を投稿していく意向を示した。

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