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2025年11月28日 04:00

益岡徹、“師匠”仲代達矢さんと同役での舞台出演に「見てもらいたかった」

益岡徹、“師匠”仲代達矢さんと同役での舞台出演に「見てもらいたかった」
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俳優の益岡徹(69)が27日、都内で行われた舞台「大地の子」(東京・明治座、来年2月26初日)の製作発表に登場。自身の“師匠”で、今月8日に亡くなった仲代達矢さんと同じ役を演じることについて、思いを語った。

今作は、作家・山崎豊子さんの同名小説を初めて舞台化。戦争孤児となり、中国人教師に愛情を持って育てられた主人公・一心(井上芳雄)の波乱万丈の半生を描く。

益岡は、1995年放送のドラマ版で仲代さんが演じた一心の実父役で出演する。仲代さんが立ち上げた「無名塾」出身とあり、「30年前といえども、仲代さんと同じ役をやるっていうことについて、ある種の高ぶりみたいなものはもちろんあるんですけど、今思うのは、ちゃんと全うしたいということ、それと見てもらいたかったなぁと。やるんですよって話もできなかったことが、とても残念だなと思います」と素直な思いを吐露した。

当時、仲代さんの演技を見て、「中国の俳優さんと伍(ご)して、なかなか貫禄のある芝居をするなと、弟子として受け止めていました」と懐かしみ、「(仲代さんがいたら)『ちゃんとやれんのか』って言われるでしょうけど、頑張りたいと思います」と気合を入れていた。

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