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俳優の井上芳雄(46)、上白石萌歌(25)らが27日、都内で行われた舞台「大地の子」(東京・明治座、来年2月26日初日)の製作発表に出席した。
作家・山崎豊子さんの同名小説を初舞台化。戦争孤児となり、中国人教師に愛情を持って育てられた主人公・一心(井上)の波乱万丈の半生を描く。
今作で萌歌は、一心の命を救い、のちに妻となる役どころ。井上とは2017年の舞台「星の王子さま」以来の共演だが、姉で女優の上白石萌音(27)とは何度も共演している仲で、「井上さんは何となく勝手に親戚のように親しみを感じている」とリラックスした表情をみせた。
井上が「萌歌ちゃんは一般的に“妹イメージ”があるので、(妻であることが)新鮮」と言うと、萌歌から「姉とは結局…?」と問いかけられ、井上は「姉とも結婚したことあります、舞台上でね」とアタフタ。萌歌も「複雑な話になってきましたけど…」と“三角関係”をイジり、井上は「上白石ファンからはかなり嫌われていると思う。『あいつ〜』みたいな」と笑わせた。
来月開幕する舞台「ダディ・ロング・レッグズ」でも萌音と共演する井上は、「最終的には萌音ちゃんと結婚する役で…」とバツが悪そうに話し、「これは井上家と上白石家は前世に何かあったね、間違いなく」と不思議な縁にうなずいていた。
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