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2025年11月27日 20:35

福田雄一監督「僕にとっては大きな意味を持つ映画」「新解釈・幕末伝」は“大復活祭”!

福田雄一監督「僕にとっては大きな意味を持つ映画」「新解釈・幕末伝」は“大復活祭”!
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俳優のムロツヨシ(49)、佐藤二朗(56)、山田孝之(42)、松山ケンイチ(40)、広瀬アリス(30)らが27日、都内で行われた映画「新解釈・幕末伝」(12月19日公開、福田雄一監督)の完成披露試写会―幕末プレミア―に出席した。

“知っているようで知らない幕末”を、コメディー界屈指の福田監督が史実にのっとりながら“新たな解釈”で実写映画化。

坂本龍馬を演じるムロと西郷隆盛を演じる佐藤がダブル主演を務める。ムロは「言い出しっぺでございまして。家にいなきゃいけない期間にとても悔しかったものですから、やりたい事リストを作って、その中で福田雄一作品の看板を背負う側になると掲げて、家から出ていいよとなったらすぐに福田さんに会いに行きました」と経緯を説明。「山田くんが参加する事になったり、ふたを開けたら、豪華な皆さんが参加してくれる事になって、途中で豪華すぎる!?と思いましたが。とてもクソ真面目にふざけきったんじゃないかな」とアピールした。

イベントの最後に、「ちょっとお話したいことがある。僕はコメディー作家だから、この先、この話をすることは二度とないし具体的に話はしません」と福田監督も挨拶。「ちょっと前まで体調をだいぶ長いこと崩していました。その最悪な時に、山田くんとムロくんが僕んちに来てくれて、二人が『元気になるんだったら、なんでもしますよ。何かできる事ありますか』と言ってくれた」と回想。「言ってもらって情けないけどうれしかった」と明かした。その後、すぐに回復はしなかったそうだが「奇跡的に、この映画に入る半年前くらいに回復しまして、台本を書いた。そして中打ち上げの時に二人から『こうやって福田さんとご飯をまた食べられると思っていなかったからうれしい』と言ってくれて、僕は本当にうれしかった。ホテルに戻って家族に報告したら妻が『本当に良い友達をもったね』と。僕ホテルで一人で泣きました」と明かした。うれしい言葉により、同作の撮影ではフルスロットに戻れたという。「福田家では(同作を)“福田雄一、大復活祭”と呼んでいる。(同作が)20作目ですが、僕にとっては大きな意味を持つ映画なんです」とキャストやスタッフへ感謝を伝えていた。

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