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作家の嵐山光三郎(あらしやま・こうざぶろう、本名:祐乗坊英昭=ゆうじょうぼう・ひであき)さんが今月14日午後6時、肺炎のため亡くなっていたことが明らかになった。83歳だった。28日、所属事務所が発表した。
葬儀は近親者のみで執り行ったという。
嵐山さんは1942年、静岡県生まれ。雑誌編集者を経て、作家活動に入る。1988年、「素人庖丁記」で講談社エッセイ賞を受賞。2000年、「芭蕉の誘惑」(後に「芭蕉紀行」と改題)でJTB紀行文学大賞を受賞。「悪党芭蕉」が06年に泉鏡花文学賞、07年に読売文学賞をダブル受賞した。ほかに「文人悪食」「文人暴食」「文人悪妻」などの著書がある。
軽妙洒脱なコメントで「笑っていいとも!増刊号」などのテレビ番組やCM、映画にも出演し人気を得た。
※写真は資料
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