「timelesz」原嘉孝、売れない芸人役に悩み「僕の感覚でやると面白くなってしまう」

人気グループ「timelesz」の原嘉孝（30）が29日、都内で行われた主演映画「初恋芸人」（夏目大一朗監督、12月19日公開）の先行プレミア試写会舞台挨拶に登壇した。

特撮番組の脚本執筆やUMA研究家としても知られる中沢健氏の同名デビュー作が原作。

原は映画初主演で売れない芸人・佐藤賢治を演じた。役作りのためプライベートでお笑いの無料ライブに通ったといい、「どこが売れない原因なのかを観察した。間が悪いのか、トーンが悪いのか…。いろんなことをヒントにした」とコメント。さらに、「僕自身コメディーを舞台でやったりするので、僕の感覚でやると面白くなってしまう」とニヤリと笑い、「面白くない感じにするにはどうしたらいいか悩みながら作った」と振り返った。

また、映画のキャッチコピーに絡め自身にとってのヒーローを聞かれると、「支えてくださるファンの方」と回答。「昨年まで舞台を中心にやっていた。（今年グループに加入し）アリーナツアーやって、いままで見たことない数のファンが目の前にいたときに、アイドルがよく言う『元気を与えているようで与えられている』を身に染みて感じた瞬間だった」と明かした。