伊礼彼方、主演舞台の初日開幕「“音月桂一人エリザベート”を見に来て」

俳優の伊礼彼方（43）が2日、東京・渋谷区の新国立劇場で行われた、主演舞台「スリー・キングダムス Three Kingdoms」（2日〜14日、同所）の公開フォトコール＆初日前会見に出席した。

英演劇界の奇才サイモン・スティーヴンス氏が描く現代社会の闇を深くえぐるサスペンスで、日本初演となる。

主人公の英国人刑事・イグネイシアスを演じる伊礼は、今作の見どころを「各キャストが手練ればかり。出てくる度にそのシーンをかっさらってしまう力強さがある」とし、「今まではお芝居で仕掛けることが多かったけど、今回初めて人の芝居に影響されて、どんどん迷走していく経験をさせていただいている。素晴らしいメンバーと一緒に初日を迎えることが楽しみ」と胸を躍らせた。

また、共演で観客と舞台をつなぐミステリアスな存在として出演する音月桂（45）の役どころについて、「彼女の役は（ミュージカル）『エリザベート』だと思ってください。一人でルキーニ、トート、エリザベートと何役もやる感じ」と力説。「ミュージカルファンの方は、“音月桂一人エリザベート”を見に来てください」と呼びかけた。