「King & Prince」の永瀬廉(26)と俳優の吉川愛(26)がダブル主演を務める映画「鬼の花嫁」(池田千尋監督)が、2026年3月27日に公開されることが3日、発表された。
原作は、小説家・クレハ氏による同名小説。2020年の刊行以降、21年からは漫画家・富樫じゅん氏が作画を担当したコミカライズ版が電子雑誌「noicomi」で連載され、シリーズ累計発行部数は580万部(小説・コミックス・電子含む)を突破。さらに「コミックシーモア みんなが選ぶ!! 電子コミック大賞2023」で大賞を受賞した人気作が、実写映画化される。
永瀬が演じるのは、あやかしの頂点に立つ鬼の一族の次期当主・鬼龍院玲夜(きりゅういん・れいや)。崇高なカリスマ性を持つ青年で、“全角度国宝級”の異名を持つ永瀬にぴったりの役どころだ。
永瀬は、「こんなにも真っすぐなラブストーリーで主演を務めるのは、今回が初めてです」と語り、「出演が決まった時は、少し緊張もありましたが、玲夜という役をいただけたことがとてもうれしかったです。鬼と人間のラブストーリーという特異な設定がどのように描かれていくのか、仕上がりを今から楽しみにしています」とコメントを寄せた。
吉川が演じるのは、家族から愛されず虐げられてきた平凡な女子大生・東雲柚子(しののめ・ゆず)。悲しい境遇を背負いながらも、家族思いで芯の強さを秘めた女性だ。
吉川は「脚本をいただき、あやかしがいるのが当たり前というちょっと不思議な世界がどのように描かれるのだろう、衣裳はどのようなものになるのだろうと楽しみが積み重なっていきました」と撮影前の心境を明かした。
さらに、「柚子ちゃんは自分にはない はかなさを持っているので(笑) そのはかなさをどう表現し、伝えていくか日々模索していました」と振り返った。
