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女優の永野芽郁（26）が主演を務めるNetflix映画「僕の狂ったフェミ彼女」（小林啓一監督、2026年世界独占配信予定）の制作が発表された。
韓国で社会現象となった同名小説を原作に、恋愛とジェンダーの“いま”を鋭く描く話題作。永野は、フェミニストとして生きる“彼女”を新たな境地で演じる。
原作は、ミン・ジヒョン氏による同名小説。刊行直後からタイトルのインパクトと、現代社会における男女のリアルな関係性を描いた内容が大きな話題を呼び、韓国では社会的議論を巻き起こすほどの反響を集めた。「『猟奇的な彼女』のフェミニスト版」とも評され、日本語翻訳版が発売されると重版が相次ぐなど、日本でも話題を集めた。
物語は、別れから7年後に再会した“僕”と“フェミニストになった彼女”が、恋愛と価値観の衝突を通して“いま”を生きる男女の姿を描く、痛快で挑発的なラブコメディとなっている。
永野が演じるのは、ある出来事をきっかけにフェミニストとして生きるようになった“狂おしくも愛おしい彼女”。繊細さと強さを併せ持つ難役に挑む永野は、役作りのためにロングヘアをばっさりカット。新たなビジュアルで撮影に臨むという。監督・脚本を務めるのは、映画『お嬢と番犬くん』『恋は光』『殺さない彼と死なない彼女』など非日常からリアルな世界まで幅広いラブストーリー作品を手がけてきた小林啓一氏。
原作者のミン・ジヒョン氏は、映画化にあたり、「この小説が最初に発表された韓国では、こうしたテーマに対し不快感を抱く人がいるかもしれないという懸念から、映像化は簡単ではありませんでした」と明かし、「それが今回、日本で先に映画化されることになったという事実は、国境を越えて同じ問いを抱く人たちがいると気づかせてくれた驚きと感謝の経験です」と語った。
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