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歌手の千昌夫(78)、吉幾三(73)、水森かおり(52)らが3日、東京・渋谷区のLINE CUBE SHIBUYAで「徳間ジャパンコミュニケーションズ 創立60周年記念スペシャルライブ」を行った。
所属する総勢29組の歌手が出演したコンサート「あの歌もこの歌も軌跡〜そして未来へ」を開催。千の代表曲「星影のワルツ」や、吉の「雪国」、水森の「東尋坊」など名曲ぞろいの計57曲を披露した。
デビューから30年間、徳間ジャパンに在籍している水森は「この会社からデビューさせていただいて本当に良かったなと心から思います」としみじみ。この日は先輩や後輩の楽曲を目の当たりにし、「たくさんの名曲があるんだなっていうことにビックリして、改めて素晴らしいレコード会社だなと思いました」と感慨深げに語った。
思い出を聞かれた吉は「こちらにいらっしゃる千昌夫さんからお金を借りたのがきっかけで事務所に入ることができて、それから40年います」と言い、「この方がいなかったら徳間ジャパンにも入ってないでしょうし、歌をやめていたかもしれません。あとはあまり良い思い出はございません」と話し、笑いを誘った。
また、千は今年1年を振り返り、「とにかく健康で、この60周年の舞台に立てたのは、普段体に気をつけて生活しているおかげかなと思う」と胸を張り、隣にいた千と同い年で、徳間ジャパンの前身であるミノルフォンレコード第1号歌手の三船和子に「70周年にもぜひ立っているように頑張りましょう!」と呼び掛けていた。
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