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2025年12月3日 19:52

寺島しのぶ、2年ぶりに歌舞伎座凱旋!高市早苗総理の答弁に「あ、これだ」

寺島しのぶ、2年ぶりに歌舞伎座凱旋!高市早苗総理の答弁に「あ、これだ」
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俳優の中村獅童(53)寺島しのぶ(53)らが3日、都内で、松竹創業百三十周年「十二月大歌舞伎『芝浜革財布』」(東京・歌舞伎座、4日初日)の囲み取材を行った。

今作は、大金入りの革財布を拾った政五郎(獅童)が、仲間を集めて酒盛りを始め、政五郎が酔いつぶれて寝てしまうと事態が一変してしまう、笑って泣ける人情噺。

政五郎の女房・おたつを演じる寺島は、約2年ぶりの“歌舞伎座凱旋”。「2年前に感じた歌舞伎座の大きさと、2年ぶりにまた昨日から劇場に立っているんですけど、やっぱり大きい。客席側からしか見てなかった景色と、舞台から見る景色はもちろん違うわけで感慨深い感じはする」としみじみ。

まさに“紅一点”で、「全員男性なので、男勝りな感じの腹から声を出さないといけない」と話し、「高市(早苗)総理が答弁の時にわざと低い声やっていて、それを見て『あ、これだ』って思ったの」と意外なところが役作りのヒントになったことを明かした。

また、稽古には寺島の父で歌舞伎俳優の七代目尾上菊五郎も立ち会ったそう。前作に続き、寺島の夫を演じる獅童は「前回(寺島と)やらせていただいて、お父様といろんなお話をしている中で、『今度しのぶとやる時は、芝浜がいいんじゃねぇか』っておっしゃってくださって、それが実現した」と喜び、寺島も「実現できたのは夢のよう」と笑顔。「これが(歌舞伎座に立つのは)最後だと思って頑張ります」と言うと、獅童は「何で最後って言うの?」と寂しそうに言い、「最後じゃないけどね、また引っ張り出すから」と“再タッグ”を熱望した。

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