12月4日(木)に放送された『徹子の部屋』には、デビュー40周年を迎えた森口博子が出演。事務所からのリストラ宣告、厄年での体調不良など、紆余曲折あった芸能人生を振り返った。
【映像】森口博子、体調不良を乗り越え「すべてに感謝」で180度変わった復活劇
幼い頃から歌手を目指し、「ちびっこのど自慢」などの大会に出場しては、歌の実力を磨いてきたという森口。17歳のときに『機動戦士Ζガンダム』の主題歌で歌手デビューを果たした。
しかし、その後すぐに仕事がなくなり、高校卒業間際には事務所からリストラ宣告を受けたという。
歌手を諦めたくなかった森口が活路を見出したのは、バラエティの仕事だった。「どうしても歌が歌いたかったので、バラエティのお仕事をいただいたときに『絶対歌の仕事につなげるんだ』ということで、全力で頑張らせていただきました」と、当時の強い決意を振り返る。
こうして平成時代はバラエティ番組などで活躍し、“元祖バラドル”として忙しい日々を過ごした。
そんななか、30代で厄年を迎えた際には体調を崩したことも。
「もう体調も人間関係も四面楚歌みたいになったんですけど、これは神様からの『生き方を見直しなさい』というメッセージだなと思って、人間やり直そうと思ったんです」
その後、食事と運動を見直し、母からの「とにかく笑っていなさい。口角を上げていなさい。いいことが起こるから」という言葉を実践するうちに、少しずつ改善していった。
当初は「笑っていなさい」と言われても「そんなことで好転するはずがない」と遅い反抗期のように反発したそうだが、「すべてに感謝するようになったら、歌のお仕事もあらためて舞い込んできましたし、(人生が)180度変わりました」と話した。
黒柳徹子から「よかったですね」と労われると、森口は「過ぎてしまったら、厄年って人生の“はしか”みたいなもの。そのときは大騒ぎするけど、何かをやり直すいいきっかけになりました」としみじみ。
あらためてこれまでの芸能生活を振り返り、「あと3年で還暦だと思うと、うれしい気持ちと、こんなに長く歌わせていただいているんだなっていうありがたい気持ち」と、リアルな思いを明かした。
そのほか番組では、40周年の記念イヤーにイベントを計画していた矢先、ライブ中に転倒し、足首を剥離骨折してしまったというエピソードも告白。
人生で初めて仕事を1カ月近く休むことになり落ち込んだが、明るい性格の母のおかげで前向きになれたという。
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※番組情報:『徹子の部屋』
毎週月曜〜金曜 午後1:00〜午後1:30、テレビ朝日系列



