2012年から活動休止していた3人組バンド「レミオロメン」が6日、公式HPで、活動再開を発表した。
来年3月にこれまでに発売した全シングルなどを収録した「SINGLES BEST+」を発売。同月から15年ぶりとなる全国ツアーも行い、東京を皮切りに、メンバーの地元・山梨公演まで全21公演を予定している。またオフィシャルファンクラブの開設や、記念グッズの販売なども告知されている。
公式HPには、メンバーからのコメントも。
ボーカルの藤巻亮太(写真は資料)は活動休止の際「活動が続くほどに様々な糸が頭の中で絡まってゆき、それを解くことにエネルギーを費やす日々です」と苦悩を明かしており、今回のコメントにも20代の頃の自身の葛藤を記した。メンバーとの関係を「わかってもらえないと思い込み傷つき、傷つけ距離が生まれてしまった」と振り返ったうえで、「あれから14年が経ち、2人の心に耳を傾けたら、むしろ共感することばかりだった。三者三様の挑戦と葛藤があった」とし、「気づけば、あの頃の承認欲求は僕の中から消え、僕らの止まった時間が動き出した」と活動再開への思いをつづっている。
前田啓介は、「出来るだけたくさん出来るだけ長く、皆さんと一緒に幸せな旅を続けられるよう一瞬一瞬を大切にしていきます。考え始めれば悩みや不安が尽きない毎日ですが、何はともあれ楽しみましょう!僕らが楽しませます!」と力強く呼びかけ、神宮司治は「ここまで辿り着くまでに本当に長い年月がかかりました」「(ソロ活動などで)一人一人感じてきたものが、新たなレミオロメンの音楽につながっています」と記し、「レミオロメン活動再開です!ともに音楽を楽しんでいきましょう!」と高らかに宣言している。
レミオロメンは12年2月に「今後の活動を模索するなかで、メンバー3人がそれぞれミュージシャンとして音楽と向き合う時間を持ち、活動していこうという決断に至りました」として、活動休止を発表した。
