俳優の土屋太鳳(30)が主演を務めた映画『マッチング』(2024年公開)の完全新章となる続編『マッチング TRUE LOVE』が、来年に公開されることが発表された。
前作に続き、極限の状況で心揺れ動く主人公・輪花(りんか)役を土屋が、集められた男女の運命を揺さぶる吐夢(とむ)役をSnow Manの佐久間大介(33)が演じる。
本作は、『ミッドナイトスワン』(20年公開)や『ナイトフラワー』(25年公開中)などで知られる内田英治氏が原作・脚本・監督を務めるオリジナル作品。前作で描かれた“出会い系アプリ”をめぐるサスペンス要素をさらに進化させ、現代社会に潜む“カジュアルな出会い”の裏側に仕掛けられた恐怖を描く、ラブサバイバル・スリラー。
続編では、舞台も登場人物たちも大きくスケールアップ。物語の舞台は南の島のリゾートホテル。参加者が集う“マッチングツアー”をきっかけに、登場人物たちの過去が次々と暴かれていく。やがて、想像を超える“地獄のデスゲーム”が幕を開け、愛と裏切り、疑念と殺意が交錯する中で、彼らはそれぞれの“真実の愛”と向き合うことになる。
主人公・輪花を演じる土屋は、撮影を振り返り「内田監督は更に容赦なく濃厚な時間を生み出して下さり、佐久間さんはより佐久間さんらしく、そして何より吐夢らしく、ナチュラルなのに闇があふれる吐夢の存在は、より一層いとおしさを増していました」とコメントした。
一方、再び吐夢を演じる佐久間は「再び吐夢を演じられることが素直にうれしいですし、時間を経て見えてきた新たな一面や成長にも、僕自身ワクワクしながら向き合いました」と語った。
また、映画『ナイトフラワー』(公開中)や、来年3月公開予定の単独初主演映画『スペシャルズ』でもタッグを組む内田監督について「内田監督は最も信頼している映画監督です。僕の芝居や作品への姿勢に共感してくださり、『こういう芝居が見たい』と具体的に言ってくださる方なので、しっかり応えたい一心でコミュニケーションを重ねながら撮影に臨みました」と信頼を寄せた。
