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2025年12月10日 14:00

永尾柚乃×豪華声優陣で届けるアニメ映画『アメリと雨の物語』2026年3月公開へ

永尾柚乃×豪華声優陣で届けるアニメ映画『アメリと雨の物語』2026年3月公開へ
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俳優の永尾柚乃(9)が、アニメーション映画『アメリと雨の物語』(英題:Little Amelie or the Character of Rain)の日本語吹き替え版で主人公アメリ役を務めることが10日、発表された。

作品は2026年3月20日に全国公開される。

永尾は、ディズニー実写映画『リロ&スティッチ』の日本語版でリロ役を担当したほか、アニメ映画『屋根裏のラジャー The IMAGINARY』では幼少期のリジー役を演じるなど、子役としてだけでなく声優としても高い評価を得ている。

今回、永尾が声を担当するアメリは、日本で生まれ育ったベルギー人の少女。幼いながらも豊かな感受性を持ち、その繊細な心の動きを永尾がどのように表現するのか注目される。

原作は、ベルギー出身の作家アメリー・ノートン氏の自伝的小説『チューブな形而上学』。監督は『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』(2015年)で知られるマイリス・ヴァラード氏とリアン=チョー・ハン氏が務める。作品は幻想的な映像表現と緻密な心理描写で高く評価され、2025年のアヌシー国際アニメーション映画祭で観客賞を受賞。2026年のゴールデングローブ賞アニメ映画賞にもノミネートされ、世界的に注目が集まっている。

物語の舞台は1960年代の神戸。外交官一家に生まれたアメリは、2歳半までほとんど反応を示さない子どもだったが、ある日を境に自らを「神」だと信じるようになる。家政婦のニシオさんや家族との日々は、小さな冒険と発見の連続で、3歳の誕生日を迎える頃、アメリの人生を揺るがす出来事が訪れる。

日本語吹き替え版では、主人公アメリのモノローグを花澤香菜、家政婦でアメリの友人となるニシオさんを早見沙織が担当。このほか、アメリ一家の家主カシマさんを深見梨加、父パトリックを森川智之、母ダニエルを日笠陽子、姉ジュリエットを青木遥、祖母クローディアを北林早苗が演じるなど、実力派声優が顔をそろえる。

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