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俳優の吉沢亮(31)が10日、都内で行われた「ELLE CINEMA AWARDS 2025」の授賞式に登場した。
今年公開された映画の中から、ファッション・メディア「ELLE」がベスト作品を決定するアワード。
大ヒット映画「国宝」に主演した吉沢は、今年目覚ましい活躍をした男性に贈る「エル メン賞」を受賞した。
トロフィーを手に「ありがとうございます。非常にうれしいです。このようなきらびやかな場所に呼んでいただき、このような栄誉ある賞を頂き、光栄です」と歓喜。同作について「1年半の歌舞伎の稽古があったり、かけてきた時間や情熱が段違いの作品だったので、たくさんの方に見ていただいて、愛していただいて、自分の中でも特別な作品になりました」と感慨深げに語った。
大ヒット作品となったが、“撮影中に手応えはあったか”と聞かれると、「現場では、“とにかく良いと思えるものを作りたい”という思いだけで走り抜けた」と振り返り、「見てもらえれば“良い”って分かってもらえるって思っていたけど、まさかこれほどたくさんの方に広がっていく作品になるとは想像していなかった」と率直な心境を明かした。
海外でも反響が大きく、「海外の方がこれだけ日本の伝統芸能を描いた作品をすごく深いところで見てくださって、僕らに熱いメッセージを投げかけてくださって、映画って世界の壁を越えていくんだなって感じられたのが一番うれしかった」としみじみ話した。
来年については「ミュージカルがあったり、新たなチャレンジがいろいろありそうな年。変わらず挑戦の年にしていけたら」と意気込んだ。
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