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米映画「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」(19日公開)のジャパンプレミアイベントが10日、都内で行われ、ジェームズ・キャメロン監督(71)が登壇した。
2009年公開の大ヒット映画「アバター」シリーズの第3部。神秘の星・パンドラの侵略をもくろむ人類と先住民ナヴィとの激しい戦いと心を揺さぶる感動ドラマを描く。
キャメロン監督は映画製作を勉強している学生から質問を受ける場面も。「これから社会に出ていく私たち学生に人生のアドバイスがあったら聞きたい」と言われたキャメロン監督は、「今は大変な時代です。希望を持つこと、世界がより良いものになるために力を合わせることを意識することが大事なんじゃないかな。皆さんは世に出たら生計を立てなければいけないけど、何かお返しできるものを返していって、自分がこの世を去った時に世の中がより良い場所になっているといいな」と真摯に回答した。
さらに「(劇中に出てくる)サリー家のモットーが二つあるのはご存知だと思います。絶対に諦めない、そして絶対に固まって一緒にいる。これがいいかも」と作品になぞらえてアドバイス。「家族や友人、同僚など、1人でやる必要はありません。チーム、仲間と一緒に行動してください」と伝えた。
イベントにはキャメロン監督の大ファンという俳優の宮世琉弥(21)と山崎貴監督(61)も駆けつけた。
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