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女優の北川景子(39)が10日、都内で行われた「ELLE CINEMA AWARDS 2025」授賞式に登場した。
今年公開された映画の中から、ファッション・メディア「ELLE」がベスト作品を決定するアワード。
映画「ナイトフラワー」に主演した北川は、今年最も輝いた女優に贈る「エル ベストアクトレス賞」を受賞した。
トロフィーを手に「ありがとうございます。デビューして22年になるけど、主演で映画賞を頂くのが初めてで、本当に本当にうれしいです」と笑顔を見せた。
同作では、子どもを育てるためにドラッグの売人になる母親役を熱演。「オファーを頂いた時に、相当な覚悟を持って演じなければならない役だなと思った。この作品に全身全霊でぶち当たっていきたいという気持ちでやった」と振り返った。
私生活では2児のママの北川。現在放送中のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」では、名家に生まれるもその後は貧しい生活を強いられる女性を演じており、「私が『お金を恵んでください』って言うシーンを見た娘が、『ママ、そんなにお金無かったの?』って言ったんです。『もうお洋服を買えないの?』って言われたのがとても心に残っています」とほほ笑ましい発言を明かし、「娘が本当のことと勘違いするような芝居ができたんだなと、うれしいやら複雑やら」と笑顔をみせた。
来年については「すごくヘビーな作品と役がずっと続いているので、そろそろ幸せな役をやりたい。幸せな役とか楽しい役とかに挑戦したい。そのためにも健康を維持しながら、家庭に軸足を置きながら充実した生活を送れたら」と語った。
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